「カルディのカヌレはまずい?」「あの人気スイーツって実際どうなの?」SNSや口コミサイトでは美味しいという声がある一方で、まずいと感じる人の意見や、臭いが気になるという投稿も見られます。
カルディのカヌレは冷凍で販売されており、自然解凍の時間や電子レンジ・トースターでの温め方によっても味の印象が大きく変わるため、食べ方に迷っている方も多いかもしれません。
この記事では、カルディのカヌレが「まずい」と言われる理由や、口コミから見えてきた評価の実態を詳しく解説していきます。さらに、味が変わった背景や、製造元であるドミニクドゥーセの信頼性、カルディからカヌレが1度消えた理由についても触れながら、美味しく楽しむためのコツをわかりやすくご紹介します。
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カルディのカヌレがまずいと言われる主な理由
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味の評価が分かれる背景と口コミの傾向
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美味しく食べるための正しい温め方と解凍方法
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味が変わった経緯と製造元ドミニクドゥーセの情報
カルディのカヌレは、まずい?評判と真相を解説
- カルディ カヌレの口コミを徹底調査
- まずいと感じる人の共通点とは
- 「臭い」と言われる理由を検証
- ドミニクドゥーセ製造の信頼性
- カルディからカヌレが1度消えた理由
- まずくはないが、味は変わった
カルディ カヌレの口コミを徹底調査

カルディのカヌレは、冷凍菓子の中でも特に注目を集めているスイーツです。SNSやレビューサイトで口コミを見ていくと、「美味しい」「手軽に本格フランス菓子が楽しめる」といった高評価の声が目立ちます。特に、外はカリッと中はもっちりとした独特の食感が好評で、「税込213円でこの味はコスパがいい」と価格面でも支持されています。
一方で、「思っていたカヌレと違った」「少し独特な味がする」といった声も散見されます。評価の分かれ目は、カヌレに対する期待値や食べ方にあるようです。たとえば、自然解凍だけで食べると全体が柔らかくなり、外側のカリッとした食感を楽しみにしていた人には物足りなく感じられることも。
総じて、良い口コミの多くは「トースターで焼いたら美味しかった」「しっかり解凍したら風味が引き立った」など、適切な食べ方をしているケースが多いのが特徴です。
まずいと感じる人の共通点とは
「まずい」と感じた人の多くに共通するのが、“食べる前の準備”に関するポイントです。具体的には、解凍方法や加熱方法を十分に工夫せずに食べたケースがほとんどでした。
カルディのカヌレは冷凍状態で販売されており、自然解凍またはレンジ加熱、あるいはトースターで焼くなど、複数の食べ方が用意されています。ところが、冷凍から取り出してすぐに食べてしまったり、電子レンジだけで済ませたりすると、表面のカリッと感が出ず、モチモチしただけの印象になってしまいがちです。
また、「カヌレは甘くて濃厚な味を想像していたのに、思ったよりあっさりしていた」という声もあります。つまり、「思い込みとのギャップ」が味の評価に大きく影響しているという点も共通しています。
「臭い」と言われる理由を検証
「臭い」と感じた人の中には、ラム酒やバニラなどの香りに敏感な方が多いようです。カルディのカヌレには、香り付けとしてラム酒やバニラオイルが使われており、これが芳醇に香る一方、人によっては「薬品のような匂い」「アルコールっぽい」と感じることも。
とくに、レンジで加熱したときにアルコールの香りが強調されることがあり、それを「臭い」と表現する人が少なくありません。この香りは焼くことである程度飛ばせるため、トースターで焼き直した場合には気にならなかったという意見もあります。
また、パッケージを開けた直後の独特な香りに驚くケースもあり、「期待していた甘い香りと違った」と感じる人もいます。風味の好みには個人差があるため、香りの印象がそのまま「臭い」とネガティブに捉えられることもあるのが実情です。
ドミニクドゥーセ製造の信頼性
カルディのカヌレを製造しているのは、「ドミニクドゥーセの店」というフランス人シェフが創業したベーカリーです。三重県鈴鹿市に本店を構えるこの店は、フランスの伝統をそのまま届けることを理念に掲げ、30年以上にわたって本格派のパンや菓子を日本に提供し続けています。
創業者であるドミニク・ドゥーセ氏は、ホンダの依頼で来日し、F1レーサーたちの専属シェフを務めていた経歴の持ち主。TVチャンピオンでパン職人として2連覇した実績もあり、味と技術への信頼性は非常に高いと評価されています。
特にカヌレは同店の看板商品であり、モンドセレクション最高金賞を受賞したこともある人気商品。冷凍流通に適した製法や品質管理にもこだわっており、大手との提携にも耐えうる技術と生産体制が整っています。こうした背景があるため、カルディのカヌレが「本格的」と評価されるのも納得です。
カルディからカヌレが1度消えた理由
一時期、カルディの店頭やオンラインから「セリ・エキスキーズ カヌレ」が姿を消したことが話題になりました。その原因は、カヌレを製造していたドミニクドゥーセの工場が火災によって全焼したことにあります。
火災が発生したのは2021年5月24日。鈴鹿市の工場で起きたこの火事によって、製造機器や冷凍設備、そして大量のカヌレ型などがすべて失われました。この影響で全国への出荷が完全に停止され、カルディへの供給もストップ。多くのファンが「売り切れ続き」「販売終了?」と困惑したのも無理はありません。
ただし、店舗自体は営業を継続しており、工場再建に向けたクラウドファンディングが実施されました。2,000人以上の支援者から2,200万円以上の資金が集まり、再起に向けた改装と再設備投資が進められることに。こうした背景を知ると、「カヌレが消えた」理由は単なる在庫不足や人気過熱だけではなかったことが理解できるでしょう。
クラウドファンディングの内容はこちらから詳細が見られます。(募集は終了しています)
ドミニクドゥーセの店 カヌレ工場全焼。絶対に復活して、全国にカヌレを届けたい!
まずくはないけど、味は変わった

カルディのカヌレ 抹茶とプレーン
カルディのカヌレを初めて食べた時、うまー!って感激。それから何度もリピしてました。透明のパッケージに入った地味な見た目の焼き菓子、セリエキスキーズカヌレ。(上の写真が当時のパッケージです。)
気にいったあまり、製造元ドミニクドゥーセの本家のカヌレも全フレーバー買ってみたくらいです。
一度、カルディのお店で見なくなってから、再び登場した時には不透明の白いパッケージになっていました。

中のカヌレは少し大きくなって(元のカルディのカヌレは本家より少し小さかった)いました。
早速、レンジからのトースターで温め、さらに外側のカラメルがカリッとするようにしっかり冷ましてからいただきました。
うーん・・・違う。前とは違う。
前はもっとプリンみたいな味でラム酒のいい香りがしっかり感じられました。味も少し薄く感じて・・。
あと、なんかフカフカしてます。前はもっとぎゅっとしてもっちりでした。
これはレシピが変わったのでは?!
早速、以前のカルディカヌレと再販のを比べてみると
原材料(前のカヌレ)
牛乳、砂糖、小麦粉、卵、ラム酒、バター、バニラペースト、香料
原材料(再販のカヌレ)
小麦粉、砂糖、卵、全粉乳、ラム酒、バター、バニラペースト、バニラオイル
やっぱ、レシピ、変わってました。
プリンっぽさが薄れたと感じたのは間違ってなかったようです。美味しいんだけど、あの美味しさじゃない。まずいわけじゃないけど、味は変わったと思います。
カルディのカヌレがまずいなんて誤解?正しい楽しみ方
- カルディ カヌレの食べ方・温め方のコツ
- トースターと電子レンジの違い
- 自然解凍の時間と注意点
- 値段以上の満足感はある?
- カロリーとアルコール
カルディ カヌレの食べ方・温め方のコツ
カルディのカヌレは冷凍販売されており、正しい食べ方をすることで風味や食感が大きく変わります。まず押さえておきたいのが、「外カリッ、中もちっ」というカヌレ特有の食感を引き出すための温め方です。
おすすめのステップは、一度自然解凍した後にトースターで焼く方法。トースターで表面を軽く焼くことで、カヌレの魅力であるカリッとした食感が戻ります。電子レンジだけで温めると、全体が柔らかくなり、独特の外側の歯ごたえが出にくくなります。
また、加熱しすぎると中まで乾いてしまうので、トースターなら5分程度、様子を見ながら焼くのがベストです。焼き上がったらすぐに食べるのではなく、数分ほど冷ましてから食べると、より香ばしさとモチモチ感が引き立ちます。
カヌレは温め方で評価が大きく変わるスイーツ。手順を知っておくだけで、満足度は格段に上がります。
トースターと電子レンジの違い
カルディのカヌレを美味しく食べたい場合、加熱方法の選択が重要です。トースターと電子レンジでは、仕上がりがまったく異なります。
電子レンジは手軽に使える反面、加熱によって水分が多くなり、外側がふにゃっとした仕上がりになります。「思っていた食感と違った」「もちっとしすぎる」と感じる方がいるのはこのためです。特にカリカリ感を期待している人には、やや物足りなく感じられることもあります。
対してトースターで焼くと、表面が香ばしくカリッと仕上がり、内側のモチモチ感とのコントラストがより本格的なカヌレらしさを演出します。カラメルの香りもより引き立つため、全体の風味も豊かになります。
どちらにもメリットはありますが、食感重視ならトースターがおすすめ。電子レンジを使う場合は、あとから軽くトースターでリベイクするだけでも印象がガラッと変わります。
以前のカヌレについてと、美味しい食べ方についてはこちらの記事をごらんください。
自然解凍の時間と注意点
冷凍で販売されているカルディのカヌレは、正しく解凍することが味と食感の鍵となります。自然解凍を選ぶ場合、室温によって解凍時間は異なりますが、夏場なら30分〜40分、冬場なら1時間ほどが目安です。
気をつけたいのは、解凍しすぎると生地がベタつき、風味が損なわれやすくなる点。また、解凍中に直射日光が当たる場所や高温になる場所に置いてしまうと、品質が落ちる原因にもなります。できるだけ風通しのよい日陰、もしくは冷蔵庫でゆっくり解凍するのがおすすめです。
常温で解凍した後は、そのままでも食べられますが、風味や食感をさらに引き立てたい場合は、トースターで軽く加熱してから食べると、より美味しさを楽しめます。温め前提なら、解凍時間を短めにして様子を見るのもひとつの方法です。
値段以上の満足感はある?
カルディのカヌレ「セリ・エキスキーズ」は、1個あたり税込189円(オンラインでは213円)という価格設定です。冷凍スイーツとしては手頃で、コンビニスイーツと同等、もしくはそれ以下の価格帯で購入できるのが特徴です。
この価格で楽しめる味わいとしては、十分なクオリティといえます。表面のカラメル感と中のもっちりとした食感が楽しめるうえに、ラム酒やバニラの風味がしっかり香るため、「本格フランス菓子を気軽に試せる」という声も多く見られます。
また、冷凍販売のため賞味期限が長く、自分のタイミングで楽しめるという利便性も魅力のひとつです。忙しい日常のなかでストックしておける手軽さも、価格以上の価値を感じやすいポイントとなっています。
トースターなどで一手間かけて温めれば、専門店にも劣らない味に近づくとの口コミも多く、アレンジ次第で満足度をぐっと上げることが可能です。工夫次第で「189円とは思えない」と感じる人が多いのは、カルディのカヌレが支持される理由のひとつといえるでしょう。
カロリーやアルコールについて
カルディのカヌレは、見た目以上にしっかりとしたボリュームがあります。1個あたりのカロリーは約190kcalで、ご飯茶碗1杯分ほど。バターや砂糖、卵、小麦粉といった原材料に加え、ラム酒が含まれているため、リッチな味わいとそれなりのカロリーが特徴です。
とはいえ、1個のサイズは小ぶりで、甘さも控えめなので、「食べ応えがあるけど重すぎない」という印象を受ける人も多いです。間食やおやつの範囲で考えれば、特別に高カロリーというわけではありません。
また、ラム酒が使われている点も気になるところ。公式にはアルコール度数は明記されていないものの、焼成工程でアルコール分はほとんど飛んでいると考えられます。そのため、子どもや妊娠中の方でも香りが気にならなければ問題なく食べられるとされています。
ただし、香りに敏感な方やアルコールが苦手な方は、「ラムの香りが強く感じられた」との声もあるため注意が必要です。
カルディ カヌレ まずいは本当?評判と実態を総まとめ
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カルディのカヌレは冷凍スイーツとして高評価が多い
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外カリッ中もちっの食感が人気の理由
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189円という価格で本格的な味が楽しめると評判
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食べ方によって美味しさの印象が大きく変わる
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電子レンジのみだと食感が損なわれやすい
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トースター加熱後に冷ますことで理想の食感になる
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自然解凍の時間は季節によって30分~1時間が目安
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解凍しすぎるとベタつきや風味劣化の原因になる
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「まずい」と感じた人の多くは準備不足によるもの
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香りに敏感な人はラム酒やバニラを「臭い」と感じることがある
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製造は実力派ベーカリー「ドミニクドゥーセの店」が担当
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一時的に販売停止されたのは工場火災が原因
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再登場後にパッケージと原材料が変更された
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味が変わったと感じる人もおり、以前と比較する声もある
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レシピ変更により食感や香りの印象が変化した可能性がある
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